雨音を聴くと
たまらなく
なつかしく親しいような気持ちになる
九州に住んでいたとき
熊本の梅雨は土砂降りだった
激しく絶え間なく屋根に叩き付ける雨音
交響曲みたいに小さくなったり大きくなったり・・・
家の中にいても身体を動かすのもおっくうな湿度で
たとえて言うならゼリーのなかに入ったみたい
あちこちでダム放流の警報が鳴り響き
庭の小径は山から流れ降りる水で川のようにあふれた
畳は拭いても拭いてもカビがはえる
木造の古屋敷が壊れてはしまいかとひとりふるえながらも
同時に何か不思議な包容感にひたっていた
暴風、豪雨のときほど、
淋しさを感じなかったのはなぜだろう?
最近以下のお店をみつけました
雨と休日
昼、夜、雨のときに合う音楽がありました
雨がますます身近になりそう
もっともこちらは
関東のしとしとした雨に似合う曲という感じです
雨の休日にのぞいてみてはいかがでしょうか
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