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雲・空・水、スケッチと写真と言葉でつづります
by shiunka
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カテゴリ:草木染め( 20 )
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草木染め20 臭木
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一昨年、2014年の秋に大分の山の中で臭木の実を見つけて
その瑠璃色の実を集めて冷凍させておきました。

桜で染色熱がまた高まってしまいました。
春風のような淡いストールを染めようと思い
冷凍庫から実を解凍して染めてみました。

絹だと鮮やかに染まるのですけれど、木綿ははじめて。
今回はまた下地なしの木綿ガーゼストールを染めてみました。

染める物の半量〜二倍程度の染材を用いるのですが
今回は布の70%の重さの実を二回煎じました。
沸騰させて15分、晒で漉して染液をとります。
鮮やかな緑青色の透明な染液がとれました。

地入れした布を染液の中で泳がせます。
70℃まであげて30分浸しました。

臭木染めは媒染がいらないのですよね。
薬品を何も使わないのでお台所でも安心です。
よく水洗いして余分な染液を落とし、風通しの良い場所で乾燥して仕上げました。

下地なしでどのくらい染まるのかな、と覆ったのですが・・・
ガーゼという素材の所為か、
思いのほか彩度のある、でも淡い透明感のある瓶覗色に染まりました。

因みに、一昨年染めた臭木の絹のストールは、変色や退色などは見られません。
保管は、日の当たらない湿気の少ない場所に。
折り目をつけて畳んでおくと、少しの光でも、その部分だけ色あせてしまうことがあります。
私はストール、帯揚げ類は、巻いて保存しています。

そして、染めたものによるのですが、
年々色がこっくりしてくる物もあります。
コセンダン草や、梅など・・
深みのある色に変わっていく感じがします。

今回の瓶覗きのストールは、来年どうなるのかな。
今年は春の日にたくさん活躍してくれそうです。









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Top▲ by shiunka | 2016-03-17 20:43 | 草木染め
草木染め19 染井吉野
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温かい陽気で南足柄では河津桜が葉桜の頃になりました。
少し早いのですが染井吉野の桜染めです。

家で仕事をしていると、染めの先生からメールがあり
染井吉野が今年はとっても綺麗に染まりました、
液が余っているから取りにこない?とのこと。
迷わずまっすぐに車で近所の古民家まで頂きにあがりました。

染めの教室の生徒さんのお庭で採れた、花が咲く前の染井吉野の枝。
今回は5煎目をいただきました。
ワインか紅茶のような赤い透き通った綺麗な液でした。

早速帰って手持ちの綿ストール、白絹、糸などを染めてみました。

鍋いっぱいにお湯を湧かして、染液をカップ二杯ほど入れて
薄い染液を作ります。

いつものように70℃(絹は80℃)まで撹拌しながら温度上げて
30分染液に浸す、アルミ媒染、30分染液に浸す、で仕上げました。

今回は染まるんじゃないかな?と豆汁下地なしの綿でしたが
本当に綺麗な、やや青味のある染井吉野の花びらのような色に
染め上がりました。

絹はやはり、少し黄味がかったサーモン色に寄りますがしっとりとして綺麗です。
こうしてみると、やっぱり茜の薄く染めた色とも違います。
もう少しアク、というのか、渋みのある色です。

そうか、椿灰ではなくともこの色は出るんだ。
でもやっぱりいつか椿灰を作りたい。

春の暮れのような灰青味がかった
なんともいえない瑞々しい色合いでした。




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春になると春キャベツいっぱいのサンドイッチが作りたくなります。













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Top▲ by shiunka | 2016-03-08 10:16 | 草木染め
草木染め18 柿渋 作り 染め
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今年もお盆過ぎから柿渋作りの季節がやってきて、
あっという間に九月になってしまったので追われるように仕込みました。
庭の渋柿は百目柿、実がとても大きくなります。
引っ越して来たときに干し柿に挑戦したのですが温かすぎて叶わず
今は柿渋作りに大いに活躍しています。

コンテナいっぱいに収穫した青柿をとったすぐにひたすら木槌で砕きます。
一日中ただそれだけ。今年もたくさん収穫できたので、
お陰様でバケツ5杯分の柿渋を仕込むことが出来ました。

一週間〜十日ほど、毎日一回ほどかき混ぜてそれを漉して出来上がりです。
二番液もとります。かき混ぜると最初はフルーティーな爽やかな香り、
なんだかちょっと幸せです。一週間もたつと、すこし発酵したような香りになっていきます。

昨年作った一年ものの柿渋液、良く染まりました。
浸し染め、渇かす、ソーダ媒染、渇かす、洗う、また浸し染めと繰り返します。
もちろんお天気の良い日をねらって。
ちょっと絞って鉄媒染もしてみました。
こっくりしていて良い色だなあ・・
初秋は良いな、染め重ねた柿色に思わず時間を忘れて見入ってしまっています。

そして、八月には寄(やどりぎ、神奈川県松田町)での藍の会でも柿渋作りをしました。

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朝からひたすらみんなで叩きます。
山々に叩解する音が響きます・・

ここではとても丁寧に細かく砕きました。
これなら二番液にミキサーは必要なさそうです。
総勢20人ほど、半分の方が包丁でとんとんと薄くスライスし、
ちゃんと種もヘタも除いてくださって、叩き班にまわってきます。

みなさん思い思いの木槌を持ってこられます。
(鉄のハンマーは鉄媒染されてしまうので使えません)

手作りの雰囲気のある木槌、すりこぎ、
苦瓜のように突起のある木で作られたすりこぎ。
餅つきの杵まで!

大きな叩解機を手作りされている方もみえました。
それぞれのアイデアが楽しいです。

寄の青柿は小振りで良く実がしまっていて良い色になそうです。
70キロもあったでしょうか、みんなで山分けして頂いて、
めいめい楽しみに持って帰りました。





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Top▲ by shiunka | 2015-09-05 20:17 | 草木染め
草木染め17 藍乾燥葉作り 藍生葉染め
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夏空の下、寄(やどりき:神奈川県松田町)での7月の藍の会がありました。
今回は藍乾燥葉作りと生葉染めです。

まず乾燥葉作り。
朝、畑から直行の収穫したばかり
今年一番採りの藍の葉がたくさん運び込まれます。
それを皆で手早く茎から葉を外していきます。
上の葉をもぎってから、その下の葉をしごくように取っていきます。

この残った茎の部分、方法によっては染まるそうなのですが
少し乾燥させてから、畑にマルチとして敷くそうです。
その中から根が出ていつのまにか花を咲かせるものもあるそうで
タデ藍って強いんだなあと思いました。

取ったその葉を軽く渇かして、柔かくしなっとさせてから
葉を揉んでいきます。
お昼頃の収穫だと葉が柔らかくなっているそうなのですが
朝採りはぱりっとしていて、少し揉みにくいのです。

葉を揉むことにより、葉の中の色素が強まるそうです。
揉み方、これはちょっとやり方を一度見てみないとわかりませんでした。
コンテナの裏の網状の部分を使い
葉をひとつかみづつ手にとって押し付けるように転がせながら
手早く柔らかくしていきます。

所感では、水菜の浅漬けくらいの柔らかさでしょうか。
揉んだものはどんどん外に運ばれて、炎天下のもとで
どんどんからっと渇いていきます。
通常二日くらい、この日のような快晴では一日で乾燥を終了するそうです。

総勢15人ほどでしたでしょうか。
午前中の一時間ほどで手早く作業を終えました。
寄でも33℃くらいにまで気温の上昇したとても暑い日で、
みんな額の汗を拭きながらの作業でした。
ふるまっていただいた冷たいハーブティーが爽やかです。
あとは太陽がからからに渇かしてくれるでしょう。

お昼をはさんで午後はいよいよ生葉染めです。
絹を染めます。
木綿、麻も染めましたが、まずは絹の生葉染めについてです。

また新たに畑から、お昼に採ったばかりの藍の葉が運び込まれます。
生葉染めは素早く作業を進めなければいけません。
薬品を使わずに、葉が持つ酵素の力で染めるのです。
酵素の力は30分で切れてしまうそうです。
全部の作業を30分以内にしてしまわなければなりません。

まず、乾燥葉作りの時と同様に葉を茎から取り、一人200gづつ量り
めいめいのボールに入れる。それを細かくちぎっていく。
「みなさーん!ここまで10分で終わらせてください!」

生葉のちぎったものを、洗濯ネットに入れて、水1.5リットルを
少しずつ加えながら、洗濯するように体重をかけながら色を揉み出します。
抹茶色の液が出てきますが、写真のように、まるでお茶を点てるように泡立たせて
染液を作っていきます。
(ここまで20分)

洗濯ネットごと葉をよく絞って染液を出し切ったらボールから取り出します。
地入れした絹を入れて、液中に沈めるようにしながら、ムラにならないように
よく布を動かしながら色素を布に浸透させます。
(ここまで30分)

染め上げたら、素早く水のはったタライに布を入れ、
綺麗な水を足しつつ布を泳がせて水中酸化させる。7分ほど。
濁った緑色だった布がみるみるうちに鮮やかな色に変わっていきます。
わあっと歓声があがります。

タオルで水気をとってから、素早く渇かします。
ここでゆっくり渇かしてしまうと色が濁る事もあるそうです。
やっぱり快晴の日が適しているそう。
布を広げ、ぱたぱたとはためかしながら
よくよく乾燥させてから物干にかけます。

目も覚めるようなトルコブルー!
乾燥葉染めの縹色とは違った鮮やかさです。
もう少し緑をかけたような、トルコブルー、浅葱、水浅葱といった色でした。
晴天の下に目も鮮やかな絹のストールたちが風になびきます。

残った液は木綿や麻を染めるために、薬品を入れてからまた使います。
その使い終わった液を頂いてきました。
その日のうちに家で、絹の白生地の反物を帯揚げと半衿に切って染めてみたところ
思いのほかよく染まりました。
やはり鮮やかなトルコブルーです。

麻のストールも一枚染めてみました。
木綿や麻は、絹とはまったく違った色に染め上がります。
乾燥葉染めよりも色は淡く染まるのですが
乾燥葉染めにくらべて赤味に少々よっている感じがします。
薄群青、といったところでしょうか。

頂いて染めた染液は、苛性ソーダとハイドロでアルカリ性にした液なので
絹、麻ともに草木染めの時のように、酸払いで仕上げました。

下水のない私の地域では、染め終わった染液を捨てる方法に悩むところですが
いつもは何倍にも薄めるか、沈殿させてから上澄みだけを流します。
絹の生葉染めに関しては、薬品を一切使わないのが嬉しいところですね。

うちの庭の藍はゴーヤやトマトですっかり日影になってしまい
寄のものほど丈夫で強健そうではないけれど・・
今週末には収穫して乾燥葉を仕上げてみようと思います。




















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Top▲ by shiunka | 2015-07-27 00:01 | 草木染め
草木染め16 藍縫い絞り
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雲間の向こうにちょっと浅葱色の空がみえたかと思うと、いつの間にかまた山が雲ですっぽり覆われてしまいます。もう一週間ばかりよく降り続いて晴れ間をみない。
 
うちは古い木造平屋だから、たぶん床下にコンクリートをうっていないし、家の中でも湿気を掻き分けるように空気が重い。梅雨が開けたら、昔の風物詩のように畳も床を上げて、全部外に持ち出して、地面までしっかり乾いた風を通したいくらいです。

松田町の寄(やどりき)では、引き続き月一回、藍染めの会が行われています。蒸し暑い南足柄市から松田の山を抜けて、山のくねくね道をずっと登っていくと、やはり標高が高いから、ずっと涼しく感じます。大きく開け放たれた部屋の窓から窓へ抜けて行く風が心地よい。
山から降りてきた新鮮な出来たての風です。

毎回、寄の会の主催の方々が、せっかくの絞り染めのお洋服やエプロンに藍の染みをつけながら奮闘し、朝からたくさんの藍液を作ってくださっています。集まった方々は縫い絞りの先生の講習を教わって、縫い上げたものや、思い思いに持ち寄った布を染めていきます。自分の染めあがったものを眺めたり、お互いの作品をみてひとしきり歓声があがり、とても賑やか。笑い声が絶えません。

もうひとつの楽しみは、販売用に、染め用のシルクや布の他にも、地元で作られた季節の野菜やパンが並びます。ルバーブやレタス、南足柄の方ではもあまり見かけません。やっぱり涼しいから出来る野菜がちょっと違うのかも。

今回は旬のブルーベリーとルバーブのジャムを試食用にお手作りでジャムにこしらえてくださり、お弁当のときに振る舞って下さいました。こんな温かいおもてなし、本当にうれしいですね。ルバーブには繊維質、ビタミンCやカリウムやカルシウムも多く含まれているとのことです。オリーブ色の、酸味が爽やかなジャムでした。ブルーベリージャムはもちろん絶品です。お砂糖は25%とおっしゃっていたかな・・?そのくらいで充分に甘みがありました。

お八つには冷やした大粒のブルーベリーをお皿に並べて下さいました。そのジューシーさと甘さにはびっくりします。ジャムにしてしまうのは勿体ないくらい!藍の会主催の方の一人が、ブルーベリー農家を営んでいらっしゃるようです。良心的な価格で販売してくださって、私も私もと手が上がり、たちまち注文が殺到します。

私も700g分けて頂きました。爽やかな酸味と甘味。朝起きて、一粒口に入れると湿気でだるいような身体の目が覚めるようです。冷凍して、毎日ヨーグルトに載せて、すこしずつ大切に食べています。
 
寄はなんだか山が近い。
雨に煙る山々、きれいだな。
やっぱり雨っていいなと思いました。




















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Top▲ by shiunka | 2015-07-10 00:01 | 草木染め
草木染め15 蕗 緑染め
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関東地方も梅雨入りしました。
ますます緑は濃さを増し、雨に頭を垂れ、緑陰は闇を帯びていきます。
そんな季節にぴったりの蕗の緑染めです。

緑染めは昨年葛を染めましたが
染液をアルカリ性にして、その後酸性に戻して中和させるという
ちょっと難しいところがあったので、もう一度勉強するために
今回は南足柄の山の方で定期的に開催してくださる草木染めに参加しました。

万葉の森は初夏の光線に透かした青葉が眩しく、
古民家の前に設営されたテントで野外実習です。

この季節の陽射しは強くてくらくらしますが、
外の光が強ければ強いほど、
古民家の中は暗く、ひんやりと涼しく、
煤けた匂いがおじいちゃんの家を懐かしく思い出させます。

今回はイタドリと蕗の葉の二種類の染めでしたが
私は蕗を実習しました。

まず染める材料の四倍の蕗の葉を計り、水洗い。
まな板と包丁で細かく刻みます。
鍋み染材が隠れるくらい水を入れて、沸騰して弱火で30分。
よく煮出して、蕗の黄色味を取り出します。

葛と一緒で、黄色味の出た一番液は漉して捨ててしまいます。
この液でアルミ媒染で染めれば黄色が染まりそうです。

実際に染料にするのは2煎目と3煎目
漉してよく絞った染材を鍋に戻し、
ここで1リットルに1gの割合で炭酸カリウムを入れて煮ます。
沸騰してから弱火で20分で漉します。

2煎目と3煎目合わせたものを10%酢酸で中和します。
10%酢酸を少しずつ入れながらかき混ぜて、
PH試験紙で様子を見ながらPH6.5〜7になるように調節します。
PH6.5~7というのが染める時の数値だそうです。

さあ30分以上地入れしたストールですが、
先媒染します。今回は銅媒染。
染める材料の100倍のお湯(40度)に、銅を、染める材料の15%入れてかき混ぜます。

ストールを入れてかき混ぜてしっかり浸透したら30分浸し、水洗いします。

出来上がっている染液はとても綺麗な濃い抹茶色。
火にかけて温めて、ストールを入れます。
みるみるうちに、色がしっかり入っていきます。
火にかけている間は常によくかき混ぜて、80度まで上げたら火をとめて30分浸します。
その後、しっかりと水洗い、脱水します。

最後に酸払い、水洗い、脱水で仕上げます。

生育状態により色も変わってくるそうですが、
冴えた緑の葛よりも少し渋みのある鶸萌黄、松葉色・・という感じです。
落ち着いたやさしい、梅雨の頃に映えそうな色。

森にはためいた数々のストール、
おとなりのイタドリは同じく銅媒染で赤煉瓦色でした。

残った染液はまだ染まりそうなので、少し頂いて持ち帰って
その日のうちに、もみじ模様の綸子の帯揚げを一枚染めました。
染液は少し薄くなり、やさしい裏葉柳に染まりました。
葛染めのストールと並べると少し渋みのある緑だとわかります。

























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Top▲ by shiunka | 2015-06-09 00:01 | 草木染め
草木染め14 雪花絞りの帯
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昨年にたくさん染めた晒の雪花絞りが何枚もあるので
夏の半幅帯とちょっと持ちのかばんに仕立ててみました。


草木染めではないのですけれど・・
藍でも染めたのですが、濃く花を染めるのは難しく
今回の晒は家庭用の手軽な染料で染めました。


帯は生成りの麻布と合わせて仕立てました。
しじら木綿や浴衣に合わせてみたいです。


初夏のような陽気が続いています。
今年は紫陽花が早く開花しているようです。


もうすぐ小田原城趾や、おとなりの開成でも紫陽花まつり
はじまります。





















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Top▲ by shiunka | 2015-05-30 00:01 | 草木染め
草木染め13 春の染め よもぎ かりん たんぽぽ
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寄(やどりき)という場所を知っていますか?

神奈川県の、大井松田ICから,246号線を少し戻って、
「寄」という信号から山へずんずんと登っていくと
寄という集落があります。南足柄よりも標高の高い、山々に抱かれた町です。

ここで、「藍で染めよう!」という会があり、
今年から参加させて頂いています。

四月の会は、春らしさあふれる草木染め。
よもぎ かりん たんぽぽ、枇杷の染色でした。

いつもは多目的集会所で行うのですが、
今回は「寄を知ってほしい」と特別に主催の方々のご自宅に招いて頂き
別荘のような広いお庭で染めの講習をさせていただきました。

御宅は、えっここ?というほど山の奥で、
この上に家があるのかな・・と不安な気持ちで細い坂道を登っていくのですが
上がりきってみると、その眺めの素晴らしいこと!
萌え出でる春の山々と、その懐を流れる中津川が一望できました。
四季を通じて、どんな素晴らしい眺めが見られるのだろうと想像します。

たんぽぽとよもぎは煮出してすぐに染色しないと茶味が出ます。
逆に、枇杷は一晩以上寝かせて酸化させ、綺麗なワイン色にします。
かりんは三煎目が一番すきとおって綺麗です。

わたしはちりめんの反物を切って、帯揚げにしようと染めましたが
たんぽぽは、ほんのりしたやさしい黄色
よもぎは、すこし渋みのある淡い黄色
かりんは、やさしい柿色に染まりました。
すべてアルミ媒染です。
たくさんのストールが春光にきらめきます。

よもぎは五月頃の一番勢いの良いときに染まりが良いそうなのですが
どうするか・・もう一度自分でもやってみたいです。
今度は銅媒染にしてみようか・・
灰汁媒染だと稀に緑が出るそうで、それもいつか試してみたい。

今回は特別にテラスのような眺望の良いお庭でお昼を頂きましたが
地元で採れた山菜の天婦羅を揚げていただきました。
それにわらびのおひたし、うどの新芽まで。
おしゃべりと、笑い声がはじけます。

お八つに、お手製のよもぎ餅まで出して頂いて
春の山菜づくしの贅沢な一日でした。


















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Top▲ by shiunka | 2015-05-02 00:01 | 草木染め
草木染め12 早春の桜染め
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一月の終わりに強く吹いた風で落ちた染井吉野の枝を集めてきて、桜染めをしてみました。













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Top▲ by shiunka | 2015-03-15 00:01 | 草木染め
草木染め11 淡く染める
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午後からあたたかい西風が吹き付けて気温もぐんぐん上がっていきます。つよい風のせいか涙目に。もうそろそろ杉の花も開花するかもしれません。今日の陽光を浴びて庭の金柑はきらきらと輝いています。それをまるまるとふくらんだひよどりが一生懸命につついて、口いっぱいにほおばっているのが可愛いのです。

最近は木綿地で、下地なしで染められる範囲で染めてみようと思い試しています。豆汁下地は楽しいのですが少しむらになりやすく、かといって薬品はなるたけ使いたくないので濃染処理などはなるべくしたくないのです。
本当は媒染も灰汁を使ってみたい。今年の夏に、猛暑の最中に椿を燃やせるかどうか・・椿の幹材がそんなにたくさん手には入らないと思うので難しいと思うのですが、いつか作ってみたいと企てています。

濃色に染めるのは楽しく、でもいろいろやってみるうちに淡いほのかな色はやっぱりいいなと思い始めています。ハイドロ点ての藍液も、使い切る前の淡い水浅葱、その幽かな色がとても好きです。淡い色は身につけると心も軽く、風をまとったような気持ちになれますね。木綿に出来る限り色を入れて可能な限りでしっかりと、ほんのりと染めてみたい。淡くても色落ちの少ないようにということです。
むらにならないように、地入れをかなりしっかり、一晩以上するように気をつけています。

このあたりでもうすぐ開花する「春めき桜」をイメージして、出来る限り西洋茜を淡く染めてみました。インド茜にくらべて黄味が少ないのと。木綿は黄色みが入りにくいので、淡い、うす桜色に染まりました。ウールの毛糸も染めて、いろいろ作ってみています。左下のマフラーには、茜、梅、白木蓮、枇杷を織り込んでみました。















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Top▲ by shiunka | 2015-02-14 00:01 | 草木染め
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