茅ヶ崎市美術館をご紹介します。
茅ヶ崎美術館は、涼しい風吹く松林の高砂緑地内に建っています。
ここは、オッペケペー節で知られる明治時代の俳優・川上音二郎の別荘地であったそうです。
その後実業家・原安次郎の手に渡り、現在は茅ヶ崎市が譲り受けました。
夏は比較的涼しく、冬は海風が暖かい。
温暖な気候に恵まれた茅ヶ崎は、明治以降、療養所や別荘が建てられ、芸術家や文人に愛されてきたそうです。
敷地内はいつもきれいに整備されています。
散歩にも良い気持ちのよい場所であり、緑の憩いの場といったおもむきです。
高砂緑地内には
松籟庵という茶室・書院もあります。
対象者は市内、市外在住者を問わず、茶会や文化及び教養活動のために、有料にて和室の利用が出来るようです。
日本庭園の見学は無料です。
美しい四季の花々を楽しむことが出来ます。
敷地内の片隅にある一角が、別荘地であった当時のままに保存されています。
規模は大きくないかもしれませんが、落ち着いたたたずまいと季節の緑に、ホッと和むことの出来る美術館です。
建物の2階には、展望の良いカフェもあります。
茅ヶ崎市美術館へは茅ヶ崎駅(東海道線/相模線)から徒歩8分。
さらにそのまま、まっすぐ海へ向かって歩けば徒歩20分くらいで浜辺に出ます。
空気の澄んでいる日(特に冬の快晴)には、江ノ島から相模湾、富士山まで一望できますよ。
周囲を散策がてら、お出かけになってみてはいかがでしょうか?
参考:茅ヶ崎市美術館のパンフレット/美術館学芸員のお話
茅ヶ崎市美術館ホームページは
こちらへ
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