お庭にはゆず、すだち、オレンジ、きんかん、などの柑橘類の木が植わっています。
南足柄はみかん山がたくさんあって、日当りが良く柑橘類に適しているのでしょうね。
11中旬に入り、いっせいに完熟してくるので、霜にあてないうちに、はしっからジャムにしています。
来年も同じことをすると思うので覚え書きとしてかんたんなレシピを書かせてください。
1、 実を収穫したら、スポンジの固い方で表面の汚れを落とします。
ゆずの木にはとても鋭利なトゲがあり、そのトゲで自分を傷つけるといいますが、
本当に実は傷だらけ。
でも自分用か友だちにあげるくらいなのであんまり気にしません。
2、 包丁で半分に切って、中の果汁を絞り出します。
どろりとして濃厚な果汁が穫れます。
3、 その果汁をザルで漉して、種と果汁を分けます。
4、 絞ったあとの実を皮と袋に分けます。
5、 皮をフードプロセッサーで粗いみじん切りに。
6、 種を取り除いた袋を、フードプロセッサーでみじん切りに。
7、 残った種と少しの水をボウルに入れて手でぬめりをとり、その水をとっておく。
7、 みじん切りにした皮は水で洗いザルにとり、大鍋に入れて一度茹でこぼす。
8、 一度洗った大鍋に、茹でこぼした皮、みじん切りの袋、果汁、種を洗った水を入れて火にかける。
9、 一度沸騰させてアクをとったら弱火にかき混ぜながら煮る。(焦がさないように)
10、煮えてきたと思ったら、70〜80パーセントの白砂糖を入れて、砂糖が溶けるまで煮る。
11、熱々のジャムを熱湯消毒した瓶の口いっぱいまで詰めて蓋をする。
*実の袋と種のぬめりにはペクチンが含まれているそうで、これがどろっとさせてくれます。
*煮すぎるとせっかくの風味が落ちるのでほどほどに。
*混ぜるときは木べらを使う。
*長期保存したければ砂糖はこのくらいに。すぐに食べきるならばもっと少なくてもいい。
こちらは完熟したすだち。(かぼす?)
ゆずより皮が薄くて種も少なく果汁たっぷり。
こちらも同じようにジャムに。
焼きたてのスコーンに酸味の効いたジャムはとってもあいます。
朝起きて昨日の疲れが残っているときに、爽やかな香りは効きくような気がします。
それにしても、ジャムをつくる、ということを考えるだけで気持ちがほっこり和みませんか。
早朝。秋深まった山に朝日があたり、本当に綺麗です。
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