月の高度がだんだん低くなってきたので、
夜中に寝床の窓から見えるようになりました。
月の光が差し込んでくるので夜中に目が覚めます。
あと2日くらいで下弦の月かな、というくらいの月でした。
寝床な入ったまま月を眺めていて、
あ、久しぶりに月の音が聴こえる、と感じました。
月の音というのか、旋律というのか、
頭にぴりぴりと伝わってきます。
チューニングが合わさったのかな?
わたしにはぴりぴりと伝わる細い細い旋律だけど、
音楽の人ならピアノの音に変わるのかな?
この木は「ウラジロカシ」
樹齢の長い大木で、ご神木になっています。
山の中にある、山の奥の奥にある神社があり、
一度行ってみたいと思っていました。
ちょっと道が細かったり、砂利道だったり、
なかなか登っていくのが大変なのです。(車ですが…)
先日、お天気の午前中に叶いました。
山道が途切れた頃、現れてくれました。
普段から、神社巡りをするというわけではないのですが、
私は地図が好きで、地図をみて、
ここに行きたいな、と思うところを見つけます。
山の奥の奥の神社。なんだか気になったのです。
とても感じの良い神社です。
こじんまりとしていて、でも透明感があり、
鳥居が赤くなく(赤い色には意味があるのでしょうけれど)
木の色が、自然の風景に溶け込んでいる感じですごく好きです。
何より場所が、すごく清々しい、
人の気配のない、新鮮な水の匂いがするというか…
風や光が通り抜ける場所。
こういう香りと感じ…
石垣島の先端や、天草の牛深の先端で感じたことがありました。
大きな、大きな、たぶん檜。
いいなあ、と思う大木たくさんあります。
また、両手でさわらしてもらいました。
というか、抱きつかせて頂きました。
しばらく、深呼吸…
やっぱり、こんなに高いのに、こんなに圧倒的に大きいのに、
まったく迫力や圧力というのを見せず、
本当にただただやさしいです。
やっぱりお父さんみたい。
ただ素直に優しさがすっくと立っています。
あまりにもの率直さです。
呼吸が楽です。
そして温かい。
灯籠(というのかな?)
右と左にあります。
ひとつがお日様の丸。
もうひとつが三日月のシンボルです。
どうしてかな?
あ、そうか、「明」の日と月ですね。
神社の前には神域のような、
木もれ日を落とした広々とした場所がありました。
この場所で、山北町の「小峯入り」という踊りの神事が
四〜五年に一度ほど、行われるそうです。
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