自分を愛する人が人を愛することが出来る。
自分を愛することが出来ないのに
人に愛を持つことはおそらく出来ない。
同じように、自分をゆるすことが出来る人こそが、
人を許すことが出来ると思う。
自分を許せずにいて、人を許そうと思ったら、
たぶん、がんじがらめの迷宮だ。
それはまるで、こんがらかった鉄の網の中に足をつっこんでしまい、
逃れようともがいているのと似ている。
それくらい、きっと、にっちもさっちいもいかない苦しみだ。
なかなか自分を許せないのはなぜだろう?
自分に対して許しがたいことがあれば、小さなことからいくつか挙げてみる。
そしてそれがもし友人や家族の言葉だったとら・・?
「だってどうしようもなかったんでしょう?」
「それで少しでもその時自分を守れたと思うのならいいじゃない」
「それにいつまでもこだわっていても何かいいことある?」
「それだけ苦しんでいるならば、これからは少しづつ気をつければいいじゃない」
・・などと思いやりの言葉をかけるはず。
でも自分のこととなると、出て来るのは
「とりかえしがつかない」
「きっとしっぺがえしがくる」・・など、
責める言葉ばかり。
どうしてなのでしょうね。
「神は自ら助ける者を助く」とありましたが、
あれっ これってこういう意味だったのかな。
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