家の憧憬

崩れそうな土壁や、障子越しの夕日、雨の濡れ縁。
土から生まれたような、素朴な家。
ほの暗い天井は人の心に、想像力をかきたてる。

この家、本当に不思議なんです。残照が差し込む夕飯時になると家中がしっとりしてきて、煤で汚れた柱は黒光りし、ぬかや炭の匂いが漂います。そんな時、私はこの古い家に住んでいた、亡き祖父母と皆で囲んだ食卓を鮮烈に思い出します。家の記憶というのは尊いですね。

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by shiunka | 2007-05-07 22:36 | 熊本アトリエ・若葉